お知らせ
2021.08.31
8月28日 施餓鬼供養・新盆供養のご報告
こんにちは。
仙臺納骨堂スタッフの鈴木です。
去る8月28日(土)に、経王寺本堂にて「施餓鬼供養」「新盆供養」を行いました。
本年も、新型コロナウイルス感染対策のため、ご参列の人数を限らせていただき、ライブ配信でもお届けいたしました。
配信の録画はこちらからご覧いただけます↓
施餓鬼供養https://twitcasting.tv/sendainokotsudo/movie/698636159新盆供養https://twitcasting.tv/sendainokotsudo/movie/698648354
今年の施餓鬼供養、新盆供養は、経王寺新本堂の2階大本堂を使っての初めての合同法要でした。
社会的距離を保って、各回20名様ほどご参列いただきました。
本来は100名様以上でのご法事ができる会場になりますので、
感染症が収束しましたら、皆さんにお越しいただいて、合同法要を執り行いたいですね。
経王寺では普段のご法要もライブ配信をご希望の方が増えてきています。
これまで通りのご供養が難しくなっても、皆さまのご供養の気持ちは変わっていません。
新しいご供養の形を、いつでもご提案していければと思っています。
※読経する元木住職
さて、そもそも「施餓鬼供養」とは、
今では縁がなくなってしまい、餓鬼となってしまった家族や親族に、施しを差し上げるご供養です。
そして、施しをするのは私たちではなく、故人さまです。
あくまで、私たちはその準備をお手伝いしているだけとなります。
施餓鬼供養の詳しい仕組みは、以前ブログでご紹介しましたのでよろしければこちらもどうぞ↓https://sendai-nokotsudo.jp/news/detail.php?id=26
※本堂に飾られた「水の子」
餓鬼となった方々へ差し上げるのがこの「水の子」です。
お盆の飾りとしてよく見られますね。
こちらの水の子について、住職のお話をご紹介します。
「水の子」は刻んだきゅうりやなす、お米を水に浸したものです。
餓鬼となった方々は普通のご飯は食べられませんから、細かく、やわらかく、食べやすくして差し上げないといけません。
この季節ですから、水の子をそのまま置いておくと、次第にカビが生えて腐ってしまいます。
ですが、そのカビは餓鬼の方々が召し上がってくれた、というサインです。
きちんと召し上がってくれたのだな、ということで、お片付けして大丈夫です。
昔は水の子を川に流してご供養したそうですが、現代ではそうもいきません。
しっかり自治体のルールに従ってお片付けしましょう!
ご法事ごとに、飾りやお経のひとつひとつに意味が込められています。
何気なくご準備するよりも、お盆のご供養に込められた思いを感じながら、手を合わせたいですね。
お盆のご供養が終わると、間もなく秋のお彼岸となります。
お彼岸にお墓参りをするのはなぜでしょうか?
こちらはまた別の機会に、ご紹介いたします。
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